ちょっと工夫でお役立ち

背中を洗う時に便利です

  • 脳梗塞や脳出血などで、身体の半身が麻痺している・・・
  • 背中が曲がっていたり、腰が痛くて背中に手が回らない・・・
  • 五十肩で、背中に手が届かない・・・
  • ひっぱる力が弱い・・・
そんな方にこのタオルが役立ちます。
(もちろん、柄の長いブラシでも背中をしっかり洗う方法も一つですよ)
kufu_senaka01 これは市販のアカスリタオルを細工しました。
タオルの端を輪っかにして、別のタオルの切れ端を縫いつけています。
タオルを持つときは写真のように親指を出して使います。
そうすると、自由がきく方の手で引っ張って背中を洗う事ができます。
(*引っ張りすぎには注意です)
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kufu_senaka02 写真のようにリングを取り付けるとしっかり握れます。
タオルの長さは、お身体の状況によって調節するとよいです。

麻痺している腕の方は洗えても、自由がきく方の腕が洗いにくい場合は、
タオルを太ももに巻きつけて、腕をこするようにすると洗いやすくなりますよ。





介護方法

入浴介助方法

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浴槽と同じ高さの椅子を用意する。

今回はビールケースとマットを用いて作ってみました。

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浴槽に入る時

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1:両脚を交差して、肩と足を
持つ。そのまま、体をまわ
して浴槽に両足を入れる。

kaigo_04 2:前方の手すりをつかませて、
立ち上がる。
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kaigo_05 space20 3:介助の手は脇の下に。
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kaigo_07 space20 4:ゆっくりしゃがんでいく。
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kaigo_08 5:成功!
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kaigo_09 浴槽からあがる時

1:介助は脇の下から。

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kaigo_10 右膝は必ず曲げておく。
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kaigo_11 2:手すりを握り立ち上がる。
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kaigo_13 3:方向転換して、手すりを握って、椅子に座る。
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kaigo_14 4:両膝を組み、淵をつかむ。
浴槽から上げる。
※後ろへ転倒注意!!
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kaigo_16 大成功!!




ちょっと工夫でお役立ち

のりうつり安心タオルベルト

image001 コレ、何だと思いますか皆様?
仙台東で開発中の、背中洗い用タオルに似ていますが。(笑)
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kufu_noriuturi_1 確かに、素材はタオルでできています。

  1. 両端を折り返して…
  2. これでもか!とがっちり縫って8の字にしてあります。
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image003 使い方は…

このとおり。
(掲載許可をくださいましたO夫妻には、心より感謝申し上げます)

8の字になっているところにそれぞれ手を通して、折り返してある厚手のところを握ります。
(ココが大切!縫い目に負担がかかりにくく、持ち手も太くなるので安心ですw)

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image004 このまま介助者の方の首にまわして、息を合わせて乗り移ります。

乗り移ったら、手を抜いて終了~☆

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冬場は互いに厚着のため、手がご主人の首まで届かない。
やっとの思いで首に回した手だから、力がはいらない。
「いつ落ちてしまうのか」と、お互いに冷や冷やしながらの乗り移り。
(心あたりありませんか?)

でも、今年からは安心タオルベルトで楽々♪ 安心して外出ができます。
ご主人の腰も、チョット楽になったそうですよww

ポイントは、「折り返し部分の長さ」です。穴に手を通して折り返しを握った
時に、手のひら分以上折り返しがないと危険です!

・介助する人とされる人の身長差
・介助される人の手の大きさ(8の穴の大きさ)
これによって、タオルの長さや折り返し部分の長さを調整します。
「難しいそう…」って思ったかた!相談にのります!お気軽にご連絡ください♪

もうひとつの大事なポイント…。
汚れても洗濯できます!洗って使えます!!(笑)




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